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第1回 アメリカ人の生活に深く入り込むインターネット シリコンバレーってどんなところ? 働いている人々の人種もまた、ソフトウェア・ハードウェア・インターネットのエキスパート達が世界中から集まり、”ここはアメリカ?”と思うほど様々です。。日本ではアメ リカが日本と同じバブル状態にあると良く言われますが、ことインターネット産業に関し ては、勢いは決して衰えを感じさせません。 TVでは日々さかんにインターネットサイ トのコマーシャルが流れていますし、引き付けられた多くの人たちが、新たにインターネ ットを利用しようとしているようです。もっとも、実態が伴わない新規上場ドットコム企 業が闇雲に資金だけをかき集めて、いつしか消えていくこともあるようですし、シリコン バレーの不動産や賃貸住宅などの価格が東京のバブル時代のように不当につり上がってい ることも事実です。実際、シリコンバレーの中心のマンションの賃貸価格は、東京を超えるような物件すらあります。一番高い物件で、1LDK 二五〇〇ドル 二六万円ほどの 物件がありました。しかも住宅不足が重なっていて、わたしも家探しにはたいへん苦労させられました。 今月から”大人のためのハイテク講座 シリコンバレー編”と題して、アメリカ・シリコンバレーからIT(情報技術)産業を中心とした情報をみなさんにお届けしたいと思います。 インターネットで何でも手に入るアメリカ事情
食料品も例外ではありません。様々なインターネット食料品店が宣伝を盛んに行っています。サンノゼ近辺ではウェブバン・コムという会社があります。
車の購入にもさまざまなサービスが登場してきています。カーズ・コムはその中でも最も新しいサイトです。新車を買うときは店選びにはそう考えることはありませんが、こと中古車に関しては日本と同じく、店によって値付けがばらばらですし、どこに欲しい車があるか、自分の足で探すのも大変な手間だし、雑誌などの情報では古かったりします。車販売のサイトでは、メーカー、年式、走行距離数、希望価格帯などを入力すれば全米中の中古車ディーラーのデータが写真と詳細つきで表示されます。値段や状態などを出てきたデータで比較して、購入を検討できます。ただし、ここから注文すると車が自動的に配送されるというわけではありません。実際には、ユーザの付近指定したマイル数の範囲にある中古車専門店・メーカー系ディーラーの在庫をリストアップしてくれるところまでです。オーダーすると、実際にそのお店から連絡が来て、希望の日に試乗に行くことになります。でも、中古車を闇雲にさがしまわるよりよっぽど楽に話がすすみます。余談ですが、アメリカの車ディーラーは押しの強いセールスマンぞろいで、アメリカ人ですら辟易することも多いそうです。値段とか在庫とかを事前にしらべるこの方式なら、事前防備(?)ができて気が楽です。
ネット加速の弊害 弊害をもう一つあげるとすれば、むやみやたらに株価が凄い勢いで変動することでしょうか。 日本のネット事情との違い IT産業の中心とも言える、ここシリコンバレーでは、個人も企業も、もはやインターネットなしではいられないほど日々の生活に入り込んできています。テレビを見ていても○○.COMのオンパレード、さまざまな企業がインターネット上でのビジネスの宣伝をしていたり、あるいはドットコム文化の発展にどれだけ貢献している、とかの企業宣伝が始終流れています。ウェブサイトのアドレスが入っていない広告を探すのが難しいくらいです。 もともと、電車などの交通期間が発達していて、店にいけば何でも手に入る日本と生活事情が違うアメリカでは、通販がごく一般的な商品の購入方法として普及していました。これがネットビジネスの急速な発展に貢献した理由の一つだと思います。土地が広いために店と店の距離も遠いし、店舗もまただだっ広いので、店をさがしまわって欲しい品物をさがすのも大仕事です。店員に聞こうと思っても、全部を把握している優秀な店員を見つけられることは滅多にないでしょう。こっちの売り場にいって商品の在庫をしらべてもらい、あっちの売り場に行ってまた同じ事をしてのくりかえしで時間が無駄にすぎていくこともよくあります。 最新の商品が画像つきですぐに見られて、電話の待ち時間もない通販に、とびつかない消費者がいるでしょうか。もうひとつは、何事も個人主義のアメリカが、一つ客商売に災いしていることが原因にあるのではないでしょうか。 一担当者の権限が大きいアメリカのビジネスでは、逆にいうとネゴしないとなにも起きない、聞かないとなにも教えてくれない、という面倒さがあります。 値段や納期も店員によって言うことがばらばらだし、交渉してみないことには希望にあった条件はでてきません。 よきにつけ悪きにつけ、インターネット上のビジネスはまるで日本のサービスのような、マニュアル・ベースの商売になります。情報は豊富にあり、全ての顧客に平等かつ、気の行き届いたサービスを、ビジネスにもたらします。面倒な交渉も必要ありません。こういった日本ではないような不便さをインターネットによるサービスで解消していく部分が、消費者の気持ちをうまく捉えて発展していっているように感じられます。アメリカに比べると日本のインターネットビジネスはまだまだ発展途上のようによくいわれます。店でもどこでもマニュアル化が十分に行われ、不自由無く平等なサービスがすでに行わ |
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